
「小学校の入学準備は、いつから始めればいい?」「年長のうちに何ができれば安心?」と気になりますよね。
入学準備には、就学時健康診断や入学説明会のように時期が決まっているものと、生活リズムや通学練習のように少しずつ進めたいものがあります。
【この記事の結論】
年長の夏〜秋は情報収集から始めれば十分です。秋に就学時健康診断と通学路確認、冬に生活習慣と放課後の準備、入学説明会後に指定用品を購入し、3月に親子で実践練習をすると進めやすくなります。
この記事では、2027年4月入学家庭が年長のうちにやることを、時期別に整理します。
小学校の入学準備は年長の夏〜秋から始めよう
入学準備品は、学校や地域によって異なります。
新1年生向けの黄色いランドセルカバーや防犯ブザーが配られたり、GPSなど通信機能のある機器に持ち込みルールが入学準備を始める目安は、年長の夏〜秋です。
ただし、この時期に学用品をすべて買う必要はありません。
まずは次の情報を集めます。
- 自治体から届く就学案内
- 就学時健康診断の日程
- 入学予定校の年間予定や説明会
- 放課後児童クラブ(学童)の申込時期
- 学校指定品や配布品の有無
学用品の色・サイズ・購入先は学校ごとに異なります。
早く買いすぎると、指定と合わず買い直すことがあるため、入学説明会前は候補を調べる程度で大丈夫です。
年長のうちにやること|時期別ロードマップ

8〜9月|家族の予定と必要な情報を整理する
最初に、入学までの予定を家族で共有します。自治体や入学予定校のWebサイトを確認し、就学時健康診断、学校公開、入学説明会などの日程をカレンダーへ入れましょう。
共働き家庭は、放課後児童クラブの申込時期も早めに確認します。申込方法や締切は自治体ごとに異なり、入学説明会より前に募集が始まる場合もあります。
ランドセルが未購入なら、通学距離や荷物量も考えながら候補を絞ります。数字上の重さだけでなく、背負ったときのフィット感まで確認してください。
詳しくは軽いランドセルの選び方で解説しています。

10〜11月|就学時健康診断を受け、通学路を歩く
市町村教育委員会は、翌年度に入学する子どもの就学時健康診断を原則11月30日までに実施します。案内が届いたら、日時・会場・持ち物を確認しましょう。
この時期は、親子で通学路を歩き始めるのにも適しています。実際の登校時間帯に歩くと、交通量や見通しの悪い交差点、人通りの少ない場所が分かります。
確認したいポイントは次の5つです。
- 横断歩道と信号の位置
- 車や自転車が出てくる場所
- 歩道が狭い場所
- 雨の日に滑りやすい場所
- 困ったときに助けを求められる場所
一度で覚えさせようとせず、季節や天候を変えて何度か歩きます。
12〜1月|就学通知・学童・生活リズムを確認する
立小学校の就学通知は、原則として入学の2か月前までに届きます。指定校、入学日、必要な手続きに誤りがないか確認してください。転居予定や指定校について相談がある場合は、早めに自治体の教育委員会へ問い合わせます。
家庭では、起床・朝食・着替え・出発の流れを少しずつ整えます。大切なのは、入学初日から完璧にできることではなく、子どもが自分でやろうとする経験を増やすことです。
- 朝、決まった時間に起きる
- 着替え、洗顔、歯みがきをする
- 朝食をとる
- トイレを済ませる
- 自分の持ち物を決まった場所へ戻す
- 困ったときに大人へ伝える
急に生活を変えると負担になるため、まず起床時間を10〜15分ずつ調整するなど、家庭に合う方法で進めましょう。
2月|入学説明会後に指定用品をそろえる
入学説明会では、学校生活、登下校、給食、学用品、保健、提出書類などの説明があります。資料を受け取ったら、「期限がある手続き」と「購入する物」を分けて整理します。
学用品は、次の順番で確認すると買いすぎを防げます。
- 学校から支給・一括購入される物
- 色・形・サイズの指定がある物
- 家庭で自由に選べる物
防犯ブザーや黄色いランドセルカバーが配布される場合もあります。通学用品は、ランドセルと一緒に準備したい通学グッズ7選も参考にしてください。
書類はその場で全部書こうとせず、提出期限順に並べます。緊急連絡先や引き渡し者など、家族で確認が必要な項目を先に共有するとスムーズです。

3月|ランドセルと持ち物を使う練習をする
持ち物がそろったら、子どもが一人で扱えるか試します。
- ランドセルを背負う・下ろす
- 錠前を開閉する
- 教材や水筒を出し入れする
- 上着をたたむ
- 傘を安全に開閉する
- 名前を見て自分の物を区別する
練習用の荷物を入れたランドセルで通学路を歩くと、重さ、歩く速さ、信号を渡るタイミングを具体的に確認できます。
できない動作があっても、叱らず「どこで困った?」と一緒に確認しましょう。
金具が固い、袋のひもが長いなど、道具側を調整すると解決することもあります。
入学直前|安心して学校を楽しみにできる声かけをする
入学直前は、新しい生活を楽しみにする一方、不安が強くなる子もいます。
「小学生になるならできないと困るよ」と急かすより、「分からないときは先生に聞いていいよ」「少しずつ慣れれば大丈夫」と伝えましょう。
文字や計算を先取りして完璧にすることより、話を聞く、自分の気持ちを伝える、身支度をやってみるといった日常の経験が大切です。
文部科学省も、5歳児から小学1年生までを学びや生活の基盤を育む「架け橋期」と位置付けています。
入学前にできなくても焦らなくてよいこと
次のことは、入学前に完璧でなくても構いません。
- ひらがなをすべてきれいに書く
- 足し算・引き算を先取りする
- 長時間じっと座り続ける
- 忘れ物を一度もしない
- すべての身支度を一人で終える
発達のペースには個人差があります。苦手さや健康面、学校生活で必要な配慮がある場合は、家庭だけで抱えず、園、就学時健康診断、自治体の就学相談、入学予定校へ早めに共有しましょう。
小学校の入学準備に関するよくある質問
まとめ|時期を分ければ入学準備は慌てない
小学校の入学準備は、一度に終わらせる必要はありません。
- 8〜9月:予定と情報を整理
- 10〜11月:就学時健康診断と通学路確認
- 12〜1月:就学通知、学童、生活リズム
- 2月:説明会後に指定用品を購入
- 3月:持ち物と登校の実践練習
- 入学直前:安心できる声かけ
手続きは期限を確認し、用品は学校の説明を待ち、生活習慣は少しずつ。親子でできたことを一つずつ増やしながら、入学の日を迎えましょう。
